取材  2024.11
病院

[Wellness Report] 現場で使い続けられる理由の一つは装着の簡単さが大きいですね

医療法人社団 朋和会 西広島リハビリテーション病院 様

リハビリテーション機器 Physibo Gait
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多方面から検討し、装着が非常に簡単であることが大きなメリットでした

岡本院長:多職種が連動しながら動くため、チームのシステムづくりに取組んできました。情報共有して判断していく時には、PDCAサイクルが必要なので、2週間ごとにチームカンファレンスをおこなっています。

フィジボゲイトを導入する際も、ロボット療法の併用の仕方、装着にかかる時間や費用対効果も含めて話し合いました。いろんな歩行ロボットを検討したのですが、装着が非常に簡単であることが大きなメリットでした。20分単位の限られた歩行訓練では装着の時短はとても重要です。

 

臨床研究で検証を重ねることで使い方がさらに上手になっていきます

岡本院長:導入して一番良かったことは、現場でものすごく使ってくれることです。これでより良いセラピーをおこなおうとする意欲が湧き、勉強する人たちが出てくるんです。再度運動学を勉強したり、学会で発表する人もいます。常に検証していくと、どういう患者様にどうやって使えばいいかという適用と使い方が見えてきます。どのような効果が得られているかがわかってくるので、使い方がさらに上手になっていくんです。

 

機器を外して初めてアシストの力を感じる方も多いんです

松下先生:患者様へはできるだけ自力で歩く努力をしてほしいので、最小限のアシスト量から始めます。なので「手伝ってもらっている感じがない」と言われる方もいます。機器に動かされてる感じがあり、防御反応でうまく足が動かなかったりもしますが、慣れてくると機器と歩きが同調してきて歩幅が大きくなっていくようです。多いのは、練習が終わって外した後に足が重たく感じる方です。初めてアシストの力に気づかれるんですね。

 

データの比較ができ操作も簡単 フィードバックしやすく使いやすい

鶴田先生:データがワンタッチで出てきて、2つ並べられるので比較ができます。

 

アシストを入れている時と入れていない時や、日付の違う練習の変化も見ることができます。グラフを重ねたり並べたりなど操作性がいいのがすごくありがたいですね。それと歩行時の股関節波形や、歩幅の対称性のグラフも計測されて見られるので、専門的な視点で評価できます。フィードバックの点ではすごく使いやすい機器だと感じています。

メジャーリーガーの解析のように数値化したフィードバックが理想

岡本院長:歩行ロボットの理想としては、もっとデジタル化して細かく評価できたらと思います。例えばメジャーリーガーがボールの回転数を数値化して解析するように、歩行訓練も「あと何センチ前へ、何度高く上げましょう」という指導です。単なる歩行介助ロボットに留まらず、具体的なフィードバックができることがロボット機器の良さではないでしょうか。動きを学習するためのリハビリテーションなので、患者様に運動学習をうまくさせていくというのも、今後の期待ですね。

 

左/理学療法士 鶴田晃啓先生 右/理学療法士 松下信郎先生

▼プロフィール

医療法人社団 朋和会 西広島リハビリテーション病院 様

□施設概要
全国から患者様が訪れる回復期リハビリテーション病院。質の高いチーム医療を実践している。

□スタッフ数
内科、整形外科、脳神経外科、リハビリテーション科などの専門領域の医師が中心となり、専門スタッフがチームで取組んでいる。全職員数:約500名

<リハビリテーション科>
フィジボゲイトは、鶴田先生がリーダーとなり、若手スタッフに指導をおこなっている。

○専門医:3名
○言語聴覚士:20名
○理学療法士:49名
○音楽療法士:2名
○作業療法士:37名

広島県広島市
医療法人社団 朋和会 
西広島リハビリテーション病院

https://www.welnet.jp/

[ 2024年11月現在 ]

岡本隆嗣院長

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松下信郎先生(理学療法士)

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鶴田晃啓先生(理学療法士)

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